富士山の頂をめざして(前編)

まだ1,000m級の低山しか登ったことない僕が…
富士登山で無事3,776mの剣ヶ峰の登頂に成功しました!
日本人なら誰しもが一度は登ってみたいと思う山、富士山。
だからこそ、いざ登るぞ!と決めないと一生登らない山、富士山。
登頂に至るまで、そしてその後にもドラマ(修行)がありました。
その全貌を備忘録として書き連ねていきます(大袈裟)
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遡ること今年の春くらい、高尾山から山登りをスタートさせ、次に御岳山。
もはや山登りというよりトレッキングやハイキング的な楽しみ方をしていた僕がポロッと呟いたこの一言。

登山に関して全く無知ながら、有言実行のためわりと直感で周りに声かけ。
みんなほとんど二つ返事で心強い仲間が集まってくれました。

高校の同級生でIT会社社長の周平。
ワインで繋がったウェディングプランナーのはなえちゃん。
一緒に花の活動をしていてフリーのフローリストになったばかりのさとる。
もはやルイーダの店で一気にパーティー化状態(わかる人にはわかる)
というわけで、いざダンジョンMt. Fujiへ!
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一番の目的は頂上で日の出を見ること。
山の天気は変わりやすいから運要素が強いけど、せっかく登るならこれを目指したいよね。
今回はさとる以外初挑戦なので一番メジャーな吉田ルートでできるだけ安全に。
ちなみにアタックしたのは8月2日〜3日の一泊二日。
この時期はマイカー規制があるので、富士北麓駐車場からシャトルバスで富士スバルラインの5合目まで向かってからスタート。
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五合目〜六合目


元気が有り余っているのと、まだまだ緩やかなので景色を写真におさめたりして気持ちのいい時間。
ここはすでに2,400mくらいあるので、ゆっくり歩いて高地順応するのがいいみたいです。
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六合目〜七合目


ゆるやかな坂を淡々と登っていく。
ここでは今回のために買ったストックが大いに役に立つ。
とにかくマイペースに。
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しばらくすると急に岩場になるので、ストックをしまってグローブ付けて登る。
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途中の休憩でいろんな人がおすすめしていた羊羹。ガチで美味い。
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七合目〜八合目


ずっと岩場が続くけど、吉田ルートは点々と宿があるので比較的休憩も取りやすくてそこまでしんどくない。


この辺りから極端に緑が少なくなってきて、ゴツゴツした岩が目立ってくる。
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余談だけど休憩時の水分補給に大活躍したザ・ボタニスト ジンのオフィシャルカラビナマグ。
(ジンは補給しておりません笑)
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八合目(太子館)
八合目すぐの場所に位置している宿、太子館。
実は初日にできるだけ上の方まで行っておきたかったから、別の宿を予約してたんだけど、
2日前に急遽スタッフでコロナ陽性者が出てクローズするとの連絡。
一瞬めちゃくちゃ絶望したんだけど、とにかくどこでもいいから宿を押さえようってことですぐに電話。
まさかの一発目で4人の枠が取れるという奇跡(カレンダー上ではどこもほぼ満席だったので)
ということで泊まることになった太子館。
なにげにめちゃくちゃ良かった。

まさかの滑り込み宿泊にも関わらず、相部屋ではなくて仕切られた寝床の半個室!


そして夕飯はカレーに加えてなぜか鯖の味噌煮。これが意外と美味いw

館内ではお酒禁止だったので、食後に近くのちょうどいい岩場でブレイクタイム。

登山客を横目にビアリー(一応高山病気にして控えめw)
こういう時の微アルはまじで重宝。

沈む夕日を眺めながら、開放的な空間で歯磨きをして早々に仮眠。
18時過ぎには横になって、23時起床で頂上を目指します。
(後編へ続く)
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